今年の広島教区平和行事では、8月5日(土)アメリカからサンタフェ大司教区のウエスター大司教、シアトル大司教区ポール・エティエンヌ大司教をお迎えします。
基調講演のテーマは、「キリストの平和の光の中で生きる-核兵器が生まれた場所とその標的となった場所の間の核軍縮に向けた対話-」
https://www.youtube.com/live/fHK4UfvyT5Y?feature=share
ヒロシマーナガサキーアメリカを繋ぎ、核廃絶への歩みを進めてゆきましょう!
日本カトリック正義と平和協議会 ホームページより
https://www.jccjp.org/archives/3043.html
キリストにおける兄弟姉妹の皆様へ
+主の平和
「平和旬間」を迎えるにあたり、この夏にアメリカ合衆国のカトリック教会から来られる核兵器廃絶平和巡礼団についてご紹介申し上げ、お祈りをお願いいたします。
今年8月上旬に、アメリカ合衆国ニューメキシコ州のサンタ・フェ大司教区と、ワシントン州のシアトル大司教区からの核兵器廃絶平和巡礼団が、広島と長崎を訪問されます。サンタ・フェ大司教区の管轄区域内にあるロス・アラモスには、広島と長崎に投下された原爆を開発・製造した核研究所があり、シアトル大司教区の管轄区域内には、世界で3番目に大きい核兵器貯蔵所が存在しています。サンタ・フェのウェスター大司教とシアトルのエティエンヌ大司教は、8月4日~6日に広島、7日~9日に長崎に滞在して、広島の白浜司教と長崎の中村大司教に直接会い、話し合いの機会を持つことになっています。核兵器を製造した地域の教会の代表者と、その被害を受けた被爆地の教会の代表者が、平和と非暴力を希求する人々ともに、核兵器のない世界の実現のために祈り、行動する決意を共有し、今後の活動のあり方を共に考えることは、大きな意味を持つ出来事です。
この核兵器廃絶平和巡礼団を支えるために、サンタ・フェとシアトルの2つの大司教区では、8月1日から9日まで、ノヴェナ(9日間の祈り)が行われます。
このノヴェナのための祈り(「地上の平和」1963参照)を、共に唱えていただけましたら幸いです。
核兵器のない世界の実現のためのノヴェナ(9日間の祈り)
平和の元后、キリストの母マリアよ、
わたしたちの贖い主であるキリストが、
この地上にもたらされた平和の実現のために、あなたの取り次ぎを願います。
キリストがすべての人の心から、
平和を脅かすあらゆるものを取り除いてくださいますように。
キリストがわたしたちを、真理と正義と愛の証し人に変えてくださいますように。
キリストがその光で、諸国の政治的な指導者たちの心を照らし、
国民の福祉だけではなく、核兵器による絶滅の恐れがない平和という
すべてのいのちを守る大切な贈り物のために努力するよう、
平和の主であるキリストに、
わたしたちの祈りを取り次いでください。アーメン。
毎日の祈りの意向
8月1日 核兵器の実験、ウラニウム鉱山などで苦しむ先住民のため
2日 核エネルギーを2度と再び兵器として活用することのないように
3日 核兵器研究、開発、実験、利用において被害を受けている人々、米国とそのほかの国々のため
4日 和解ではなく暴力を手段として選び取ったことに許しを願う
5日 核兵器のもたらす悪を理解する知恵と2度と再び使用しない決意
6日 広島の人々の癒しと平和のため
7日 戦争、紛争に巻き込まれている人々、特にウクライナとロシアの人々のため
8日 核エネルギーによる病気、先天的障害、環境破壊に苦しむ太平洋の島々の人々のため
9日 長崎の人びとのため 2度と再び核兵器が使われないように
日本カトリック正義と平和協議会 一同
会長:ウェイン・バーント司教、
担当司教:エドガル・ガクタン司教